川越に行ってきた。
東武線で池袋から30分。
蔵づくりの街並みが残る小江戸ということで、
前から気になっていたところ。
しかし、小江戸や小京都を語る街がいくつあるねん。
まずは、
日本三大羅漢の一つにかぞえられる、
喜多院の五百羅漢を見に。
こんなん。
なんじゃこりゃーー。
石仏好きにはたまらん。
近寄る。
おおっ。
おおおおっ。
えっ?
酒酌み交わす?
うっそーーん。
あれっ?
鬱、、
なに、照れとるねん!
この羅漢たちは、
1782年から1825年の約50年間につくられたとのこと。
全部で538体あるとのこと。
笑うのあり、泣いたのあり、怒ったのあり、ヒソヒソ話をするものあり、
いろいろな仏具、日用品を持っていたり、動物を従えていたりと、
いつまで見ていても飽きない。
後から知ったけど、
深夜にこっそりと羅漢の頭をなでると、
一つだけ必ず温かいものがあり、
それは亡くなった親の顔に似ているのだという。
うーむ。すごいなぁ。
五百羅漢といえば、
実家の近くにもある。
奈良県高取町壺坂寺の五百羅漢。
ここは、山の中にあって、
ものも岩肌に彫られていて、
相当朽ちてたりします。
そもそも、五百羅漢って何だろう。
いろいろ調べてみると、
五百羅漢とは、
お釈迦様に従っていた五百人の弟子の事で、
世間一般の感情や欲望等は、
全て超越している仏だけど、
菩薩の境地には未だ到達してなくて、
永遠の修行者なんだそう。
人間と仏との間の存在で、
俗世の陰影を宿し、
人の世の悲しみの重さを人間と共に耐え、
人間の愚かさを人と共に悲しみ、
仏と在俗の橋渡しをなす、
幸福への導き師であるとのこと。
うーむ、おもしろいね。
全国の五百羅漢制覇するぞ!
欲望丸出しだ。
喜多院の五百羅漢 写真
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