雪の日の午後の訪問者

雪降る午後に、年老いた知らない爺さんが訪ねてくる。
運転していた軽トラが、路肩に落ちたから助けて欲しいとのこと。
携帯電話なんてものは持っていないらしい。
少し痴呆気味の爺さん。
寒いし面倒くさいし、でも仕方ないなと。



雪道を冬用タイヤもはかないで、ぶっ飛ばしていたみたい。

状況から、二人では救出は無理だと言っても、爺さんはまったく聞かない。
二人で持ち上げたら何とかなると言い張る。
無理と諭すまでつきあうしかないのか、、
雪の降るなか、痴呆気味の爺さんと2時間くらいからかってみる。
爺さん、頑張ったけど、死ぬんじゃないかなと思うくらい疲労。
車よりも爺さんの生命が危険に見えてきたところ、
いよいよあきらめて車屋さんに電話してくれと懇願。

でも爺さん、一万円くれた。
貧乏だから助かった。
爺さんも助かった。
雪の日の午後の訪問者。
なんだかなぁ。

2 件のコメント:

  1. あんじゅ2/18/2010

    ふくちゃん、元気かい。
    会いたいなぁ。
    こちらでは、おじさんがた受けを求めに来て、
    もりやんが助けに行ったらベンツが雪にはまっていたらしい。
    となりには姉ちゃんが何もせずに乗っていたようです。
    せっかく若いねえちゃんつれてドライブに来たのだろうけど
    (想像)これじゃ、おじさんカッコつかないよねぇ。

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  2. あはは。だっせぇ~。
    そういえば、ベンツって山梨であまり走ってるの見たことない!

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