疲労困憊得た否認
米はすくすく育っております。ほぼ、見るだけで何もしてない米。放っておいたところアミミドロという藻が蔓延ってくれ、おかげで草もさほど生えていない。後は、まったく無肥料なのでちゃんと穂が出て実がつくかどうか。まぁ何もしてないし、はじめてでわかんなくて何もできないから、うまくいけばラッキーくらいなもの。
スモモといえば、春の低温のため、ほぼ結実しなかったけど一割、木にしたら2~3本くらいはそれでも生っていた。いよいよ収穫というところになって、畑に行ってみると4、5日前にはたわわに実っていたスモモが、無い。まったく無い。皆無。どういうことだ。虫に食われたのか?誰かにとられたのか?まったくわからない。結実不良だし、農薬散布機械もないし、こちらもほぼ様子を伺うだけで、ほったらかしていたけど、随分と楽しみにしていたわけで。人にわけるには困らないと思っていたのに、困った。こんなものなのか。
自分でまいた種。貧乏という名の。ふらふらしてたらなんとなく農家みたいな生活になり、日々やってはいるが、どうしようもない貧乏。肉体労働は嫌いじゃないけど、これだけ貧乏だとまいってくる。農家といっても自分の作物で生活しているわけではないので、兼業農家農家。農家でバイトしてプライベートで農家みたいなことしてる。
サラリーマンしてたころも、そんなに稼いでたわけじゃないけど、今の生業はどこかで聞いた働けど働けど。肉体労働、しかも農作業という労働は、どうしてこうも安いのか、泣けてくる。机に座っているより、はるかに安い賃金。不思議で仕方がないけど、仕方がない。
なんとか打開したいとは思うけど、作物つくりはワンシーズンに一回の経験値しかつめない。ようやく土や肥料や病気や虫のことが体感できてきた気がしているが、売れる作物がつくれなければ収入にはならないし、わかってきたといえど農薬や化学肥料なんてものを使わずにつくり、売れることはまだまだ先のような気がする。
そこまでして農業をめざすのか、そんなところがいま悩みどころ。
生業生業、と毎日頭を抱える。
人生は長いようで短いようで、何がしたいのか、あぁ困る。
宝くじでも当たらんやろうかと思う。
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宝くじ当たったら分けてください。
返信削除宝くじも買えないのだった。
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