牧丘に移り住んで一ヶ月が経ちました。生きることに忠実な暮らしの小さな喜びが、ゆっくりだけど着実に感じられる春の空気と共に、心地よく僕の中を過ぎていったような気がしています。きっと都会的な生活ではできなかったこと、それを可能にしてくれたこの場所に感謝しなければなりません。この土地の自然、風、空気、土、草、木、美しい声を聞かせてくれる鳥たち、ゴミのような宝物、そしてあたたかい人に。
週末に友人が長坂の自然農を学ぶ会に導いてくれました。とても寒い中だったけど、長い時間をかけて育まれた畑には、いくつもの小さな発見があり、営まれている方の芯と優しい心づかいを感じました。ゆっくりと時間をかけて丁寧に…顔の見える畑。その時間の流れやその人の臭いからは、畑と同じ日々の生活が見えたような気がします。自然と調和した畑は日々の暮らしから生まれるのかな。
今日は目覚めると久々に青い空と白い雲、朝陽のまぶしさを真っ向に受け、それぞれの新しい一日がはじまる。ゆっくりと時間をかけて日向ぼっこをし、丁寧に食器を洗い洗濯物を干す。友人達が慣れない手つきで火をおこし、おいしい料理を準備してくれる。たくさんのモノを、きちんとあるべきところに片付けてくれる青年。また寒くなる、心が洗われるような一日。
眩し過ぎる太陽と
七輪の上の黒いヤカン
おいしいお茶をいれ
ゆっくりと丁寧に種をまく
明日は雪かもしれない
明後日は雨かもしれない
そんなことを心配してたら
春がやってくるのか
ふくちゃん、最近いい感じになってきたんじゃない?
返信削除すごくいいよー(マジです)。
長坂は三井さんか野風草さんのところかな.
返信削除いいね。長坂。自然農と向き合っている人に出会えるのがいい。その感性も。
しんさん>>
返信削除ありがとう~。楽しく暮らしてるよ~みんなのおかげだ!
わぉ!ふきちゃん>>
お久しぶり。元気してる?ありがとうね。
そうそう三井さんところだよ~。うん、感性って自然と一体化することなんだな~と。まだまだだけどぼちぼちやってまーす。いつか牧丘に遊びにきてね。