昨晩遅くまで起きていた。今日は少し朝寝坊する。昨日からわかっていた、今日も快晴。毛布を洗い布団を干す。冬の香りを蹴散らす。
蔵で見つけた木箱に、たねの森のsalada mixをまく。3月上旬から畑や鉢に蒔いている種は、まだ芽をださないでいる。土を代えたり、マルチをはがしてみたり、米のとぎ汁を注いでみたり。いろいろ試してはいる。気温と天候、自然状況の発芽への妨げは言うこともないけど、どうも、粘土質の土が影響しているようにも思える。素人な感覚だけど、今日蒔いた木箱の土には、屋敷の裏の小さな森の腐葉土を混ぜ込んでみる。この腐葉土は、オーストラリア在住の女性から教わったセクシーな土と同じ香りがする。作物を育てるのには適しているよう。
午後からは、サンクチュアリにつくった畝と取り組む。リンゴの木が数本いた場所。土は粘土質で畝を立てた表面は乾き、団子状の土は石と区別がつかないくらい硬い。素人感覚だけれど、有機質の必要を感じる。あくまで、野菜つくりのために。先住民が残してくれた鶏糞と屋敷裏の腐葉土を漉き込み、その上に米糠をうすくかけ、刈り取った草を敷き詰める。
明日は雨だから、うまく調和してくれることを願う。
強い陽射しの下、ここ数日Tシャツで畑で過ごしていた。今日、たくさんの虫に刺される。昨日はまったくいなかった。一気に動き出した虫たち。痒くてたまらないことが愉快でたまらない。季節が変わった。
バイト先から解雇通告をいただく。社会の影響がこんな肩田舎にも押し寄せる。吉とでるか凶と出るかはわからないような流れ。それも楽しもう。
むず痒さを愛しみ笑う
季節の変わり目を肌で味わう
刺したければ刺せばいい
お前の針は愉快な痛み
蒔き時の過ちを積み重ね
一年づつ確かになっていく
芽をだせもう春だ
眠りから目を覚ませ
感覚を培おう
知識は大地のみ知る
過ちはやがて朽ちて
芽を出し実を結ぶだろう
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