破天荒



4月中旬、うちにもやっと桜が咲いたと喜んでいたら、



雪が降り、
5月も中旬というのにまだ石油ストーブと炬燵に火をともしている。

ゲゲゲの農家としては、春、出遅れた分とりかえせると思っていたけど、スモモは低温のためどうも結実不良で収穫は・・・な状況。米も芽はでてきたけど、随分おそい模様。野菜もどうなるかようわからん。近所のおっちゃんや親しい農家さんと話していても、みんな声をそろえて今年はどうだかな~。

現代農業は、自然とともにあるのではなく、どちらかというと自然に左右されているように思う。みんなお金もうけが基本だから、どんなに頑張ってもたった一日の天候不順でも、その年の生活が左右される。収量が減って市場価格が高くなっても、生産者は儲からん。でも、お天気陽気はどうすることもできないのが、ずっとずっと昔からのことで、どうすることもできまへん。

お金がいるから働く。
その手段としての農業。
大変だ。
食うためにだけ働きたい。
けど、居酒屋にもいきたい。
困ったもんだ。

天候不順はむしろ
破天荒へのいざないなのか。
そんなことを思う。

2 件のコメント:

  1. かとちゃん5/24/2010

    本当に困った気候です。

    こちらはそれほどでもないけど、関東・・厳しいね。

    おいらも、お金がいるから働く。
    その手段としての職業。
    大変だ。
    食うためにだけ働きたい。
    けど、居酒屋にもいきたい。けど行けない。

    人間それぞれ心の中に一本の苗木を持ってると思う。
    それを大木に育てるため日々苗木にあらゆる情報を注入する。

    それが仕事であれ、お酒であれ何であれ。。。
    きっと何事であっても苗木にとっては十分な栄養素なんだろう。なんちって。

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  2. 土に還るのさ~。

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