絵心

人生もうまく生きれないように、言葉の表現もままならないように、絵なんてまったくうまく描けないと思って生きてきた。美術の時間とか嫌いじゃなかったけど、うまく描けない自分がいつも嫌だった。楽器弾けたり、絵が描けたりと、芸術に長けた人がいつも裏山し、もとい羨ましかった。想像力は異常な部類の人間だと思うが、頭ん中にぐちゃぐちゃ沸いてくることを形にできない、表現できないことがいつももどかしいと思いつつ、何もかもと同じように惰性で進歩せずに生きてきた33年半。オーマイゴッド!バッド!しかし!今日、絵を書くことに関して、生まれてはじめてすこし面白いと思えた。

今日、環境造園の授業でいきなり真っ白い紙を渡され、今日はデッサン、表現の仕方を勉強しますといきなり言われ、頭が真っ白に。透視法(パース)を用いて描く方法を勉強してもらいますとのことで、おいおい聞いてないよって感じだったのが、先生の教え方がうまいのか、超簡単で超スピーディーで何となくそれとわかる形のものが描けるではないか!しかも鉛筆忘れて、Hの芯のシャーペンで取り組んだけど、形になる!これは、超楽しい!



線を並べて囲うと竹垣に!
斜めに円錐形にじゃじゃと描いて足をつけると針葉樹!
立法体描いて伸ばしてそれぞれの面に濃淡を施すと立体的な垣根に!
丸描いて足つけたら広葉樹に!
男性!女性!子供!車!犬!
あはは!超楽しい。

たぶん記憶障害の不確かな記憶をたどると、中学生のころに美術の時間できっと勉強してるはずなんだけど、まったく忘却していたんだと思う。たぶん、美術の先生が嫌いだったとかそんな理由もあるだろうけど。

で、調子こいて日本庭園に樹木を配置したりした。



まぁこれはイマイチだけど、でも、超楽しい。
もう少し絵が描けるようになって、ベレー帽をかぶってやるのだ!と決意。

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