有吉佐和子/複合汚染



レイチェルカーソン「沈黙の春」と二大金字塔。
昭和49年(1974年)僕が生まれた年に書かれた。
34年前。
34年前のこの本は非常に読むべき。

読後、、
わずか数十年でとりまく環境や状況は変われど
汚染に関しては、巧妙に隠蔽されているだけで
よくなっているとは思えなかった。
34年間の自分の汚れについて自問。
もちろん複合汚染の化合物であるとはっきりと自覚。


「複合汚染」

化学物質単体の汚染ではなく、
組み合わさった場合の汚染。
AとBの化学物質が一緒になったとき、
どのような影響を及ぼすかわからない。

単体での確認もままならない。
複合した場合の可能性は無限大。
わからないままどんどん製品化され使用される。
今、尚、続く。
より巧妙に。
基準値などあてにならない。


「土と農薬汚染、それを担う農政。」

戦後まもなく、日本は農政の指示によって
どれだけ農薬を撒いたか。
未だ残留でしょ。
農協の口車に乗せられて、
同じアホでも撒かなきゃ損損ってな具合に
農薬を徹底的に撒いた。
撒かなきゃ害虫侵入問題で村八分。
自分達の撒いた農薬で気が狂って死んでいったたくさんの農民たち。
埋もれた事実。
閉ざされた状況で起こりうる。
こうなりゃ善人に信じるな疑えと忠告しよう。
頭が悪けりゃ何も信じるなと教えよう。
農薬と情報の複合汚染。

農業大国フランス。
国家の言うことをまずフランス人は聞かない。
土壌の汚染度は低い。


戦争による技術や先端科学の進歩。
兵器と金儲けと汚染の関係・・・


CO2削減
ガソリン高
総裁選

エコ不要。
ガソリン不要。
総理不要。

世界中の金を堆肥に!

今為すべきことは
土と空気と水のことだけ。

2 件のコメント:

  1. 匿名9/06/2008

    昨日、60才台の農林省の役人と知り合いのおじさんにあった。

    M氏曰く、「農政をやっている奴らは全部わかっている。ただ、既得権益があるからすぐには舵を切れない。」だそうだ。

    今すぐ止めろ。と思う。やっぱ金。
    同時に日本人は30年前に舵取りを間違えた。そしてバブルに突入した。でもあのときには誰も止める力がなかった。

    世の中は30年たてば変わる。人生世の中を2回変える時間がある。60年見越して動けば孫の世代に世の中は変わっている。そんなことをいっていた。現に30年前に比べて環境について考える若者が増えてきたではないか。それが団塊の世代の実績だと。

    2040年にはどんな世の中になっているのだろう。

    返信削除
  2. 匿名9/14/2008

    ■みっちー
    今日の畑の除草剤じいさん&農協、店にリアルに臭う農薬の香り…にはびっくりだったね。

    返信削除

Blog Archive