外套

寒い。
天気予報を見てないからよくわからんが、寒い。
ロシアはきっともっと寒い、はず。

実家から持ち帰りアイテムの中から、ゴーゴリの『外套』を読む。
ロシア文学は陰鬱だ。なかでもゴーゴリの外套はたまんなく悲しい。

出世もせず人付き合いもせず、ただ書類を写すという仕事に喜びを感じ、真面目に毎日をこなす小役人、アカーキ・アカーキエウィッチ。彼の外套が仕立て直せないくらい古くなってどうしても着れなくなったので、悩みに悩んだあげく全財産をはたいて外套を新調し、その日のうちに路上で奪われ、そのショックで死んでしまう。それだけの物語だが、これが悲惨すぎる。

ロシアの偉大なアニメーション作家、ユーリ・ノルシュテインが取り組んだ作品でもある。
これまた、たまらん。









たまらん。


引きこもりついでに、
初心忘れないべ~からず、
ブログ、改めました。

3 件のコメント:

  1. 匿名1/14/2009

    ノルシュテイン、実はサインもろたことあるくらい好きだ!奥様は魔女なんだよ〜

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  2. ノルシュテイン渋いよね。
    えっ、会ったことあるの!!!
    マジ!?すげぇ。いいなぁ~~~~!!!!
    彼の作品は俺もかなり好き。
    DVDあったんだけど、誰かに貸して行方不明。
    外套で思い出して、また見たくてうずうずしてる。

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  3. 匿名1/14/2009

    いいだろう!!
    DVD持ってるよ。今度かすよ。
    でも返ってくるといいね。
    サイン本も自慢しにもってくよ。

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