今日も晴れ。少し寒いけど早く起きれる。
朝はNHKのFM放送を聞く習慣がつく。ゴミを捨てに行って、ゴミ処理場から拾ってきたラジカセで。鳥の声とクラシック音楽の調べ、小さな夢だった。幸せな朝。捨てた人を招待してあげることができたらいい。いつのいつか。
昨日に引き続き、夏野菜の育苗をしようと、木箱を探して倒壊寸前の倉に入る。暗くてよく見えない倉の中。乱雑に、放棄された死んだモノたち。じっと目をこらすと、鈍く光るモノたち。まだまだ生きているよと語りかける。
闇の中で見つけた、見たことのない暖房器具は簡易、シンプル。
期待以上の箱たち。
鳥の絵が描かれているのがとても好ましい。木箱が好きだ。
温室をつくろうと思っていた。簡易ですぐに移動できるもの。夜の気温に耐えられる気密性を考慮させられ、断念する。芽がでなければ、種を蒔くのは罪だから。縁側室内にブルーシートを敷き、プラスチックの箱で管理することに。夜に毛布をかけてあげれるように。大き目の箱に。青い育苗風景、芽が出れば寒々しさを忘れるだろう。芽が出てくれることが最良なこと。
それにしても土に触れ種を蒔くことは、何にたとえればいい。
農を芸とする人
芸農人
カテゴライズされない本質
無意識な欲求を感知し自然と表現する
起きることすべては不確か
意識の断片はそのままに
系統だてることの愚かさを知り
誰かの悲しみは世界の悲しみと知り
世界、宇宙はひとつであることを感じる
やってくる明日はまだ見えない
どうせなら廃色に
耕さないことを恐れずに生きる
農を芸として生きる
痛みは常に伴う
不確かの中で
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